相手の名前を呼ぶ②
前回の記事で↓
「相手の名前を呼ぶ」ということの大切さをお伝えしました。
相手の名前を呼ぶことで「あなたを受け入れていますよ」サインになり、距離感が縮まる
それ以外にもいいことがあるので、紳士道のテーマからちょっと話はずれますが、
せっかくなので補足しようと思います。
相手の名前を呼ぶメリット
①名前と顔が一致させられるようになる
②相手にも名前を覚えてもらえる
ビジネス書を読んでいても、初対面の相手と距離を縮めるテクニックとして、
「相手の名前を最低3回は呼ぶ」ことが書かれていたりします。
名前の漢字が難読だった場合に読み方を聞き(1回目)、
本題に入る前の世間話などで相手の名前を呼び(2回目)、
最後に「○○さん本日はありがとうございました」で締める(3回目)。
名前を呼ぶことで相手の緊張を和らげ、その後の商談をスムーズに進めることができるそうです。
「最低3回」なので、もう少し相手の名前を呼んでもいいと思います。
名前と顔を覚えるのが苦手な方は、これを意識することで名前を覚えますしね。
私は昔、人の名前と顔を一致させるのが苦手でした。
高校生までは、クラス替えがある度に新しいクラスメイトの顔と名前を覚えるのに苦労しました。
たかが40人いないクラスでしたけど、大体全員一致させるには半年はかかりましたね!(笑)
表面では普通に会話してますけど、内心誰だっけ・・・となることもしばしば←
社会人になってこれではいけないと思って、ちょっと工夫をしました。
ずばり、相手の名前をしつこいくらい会話に盛りいれる作戦です。(そのまんまー)
そしたらですね、相手の名前と顔を一致させられること以外にもメリットを発見したのです!
それは・・・
人間は、相手が自分の名前を覚えていると、その人の名前を覚えようとする
ということです。
たとえば、会社内。
面識はあるけど、話したことはあまりない人に、わざと自分から話しかけます。
「○○さんの今日のスカート素敵ですね~!」とか、話題は何でもOKです。
名前を入れることが大事なんで。
そうすると、相手は自分の名前を呼ばれたことで「あれっ?この子、私の名前知ってる!?」と
ドキッとします。
その場はたぶん覚えてくれないでしょうが、懲りずにこれを何回もやると、
「いつも話しかけてくれるあの子は誰なんだろう」と相手も興味を持ってくれます。
そうすると、あなたの名前を覚えてくれるんです!!
人間は興味を示されると興味を示し返す生き物。
名前を覚えてくれているなって思ったら、名前を覚えてあげようとする生き物。
名前を覚えるのが苦手な人は、自分から積極的に相手の名前を呼ぶ意識をすること。
そして、何回も自分の名前をアピールするより相手の名前を何度も呼ぶほうが、
相手に興味をもってもらえて、結果的には覚えてもらえます。
以上、紳士道の余談でしたが、ご参考までに。