ネガティブ話題は自分の首を絞める

この前、とある場所でのんびりアイスを食べていたときの話。

隣のテーブルには、たぶんまだ付き合っていないけどデート中なんだろうなっていう男女２人。

その男性、舞い上がっているのか声が大きくて、会話が全部聞こえてきます。

私・・・聖徳太子なのか、普通に会話してても隣の人が何喋ってるか聞き取れちゃうんですけど（笑）

会話してないとなおさら、否応なしにぜーんぶ聞こえてきちゃうんですよねぇ。

「タイ料理本当意味が分からない！甘かったり酸っぱかったり辛かったり！

色んな味が同時にするとか、あれが好きな人は理解できない」

…とか何とか。

女の子は「そうだねー不思議だよねー」って頑張って相槌を打っている。

そのうち、二人の会話が「ココナッツ」についてになって。

「俺、ココナッツのにおいって大嫌い！チャラチャラしてる男がよくつけてる香水で、

ココナッツの香りのやつあるじゃん？あれ本当に意味がわからない！」

男性はいかにココナッツのにおいが嫌いか力説。

女性は「へぇーそうなんだぁ・・・」「そっかー」とまだ頑張って相槌を打っている。

そうやって相槌を打っているから、余計に男性はテンションが上がってきたのか、

まだまだいかにココナッツのにおいが嫌いか力説。

あの、私一応ココナッツのアイス食べてるんですけど、どうもすみませんね。

でも、あまりにココナッツ嫌いの話が長すぎたのか、女性も限界に。

「でも私、ココナッツの香りの香水、持ってるんだよね」

・・・・・・・長い沈黙。

男性、返す言葉を必死に探している。

そして、返したひとこと。

「今度つけてきてよ」

あなた、さっきまでココナッツの香りを全力否定してたじゃない！！！

その会話に、私はアイス落としそうになりました（笑）

この話から何が言いたいかといいますと。

ネガティブ・否定的な話はやめましょう。

ずーっとそういう発言を聞いていると、聞き手の気分も悪くなります。

なるべく、ポジティブ・肯定的な話題を心掛けてほしいものです。

嫌いなものの話より、好きなものの話をしましょ？

そして、「相手が好き嫌いがはっきりしていないものを全力否定するのは、

一歩間違えると自分の首を絞める」ということを頭の片隅に・・・。

その後、ココナッツ嫌いの彼が彼女と付き合えたかどうかはわかりません（笑）

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